運動不足が現在、世界的に4番目に高い死亡の危険因子であることをご存知でしょうか。
運動不足はまた、心臓病、高血圧、脳卒中、メタボリック症候群、糖尿病、うつ病などの誘発リスクを増大させます。
不健康でいることやフィットネスが低いと肥満になるリスクも高いわけですが、太り過ぎるとCOVID-19や別のタイプのインフルエンザで死亡する確率はおよそ2倍になると言われています。更に、糖尿病または他のメタボリック症候群の患者がCOVID-19から死亡するリスクは10倍以上という研究発表があります。
運動と免疫システム、ウイルス防御の複雑な関係性については頻繁に論じられてきました。
どのようにして健康を増進させていくのか。そして、それをどのように定量化して測定、確認していくのか。最終的には病気を予防して長生きするためにはどうすればよいのか?
非常に難しい問いですが、私たちは「心肺フィットネス(CRF)」という解を提示します。
「心肺フィットネス(CRF)」とは、運動中の筋肉への酸素供給能力および筋肉の酸素消費能力です。身体の呼吸器、心血管系、骨格筋システムと密接に関連するもので、CRFのレベルが低いと早期死亡リスクが高いと言えます。
心肺フィットネス(CRF)の評価基準は最大酸素摂取量(= VO2max)で、測定単位はmL/体重kg/1分です。
Journal of the American College of Cardiology(2018 Aug28)掲載文献では、VO2max値が8ポイント改善すると健康寿命が1年延伸するという研究報告があります。
さて、誰もがワットバイクの簡単な健康診断テストを行うことにより、自分のCRFスコアと推定VO2maxを知ることができます。このテストはイギリスを中心に既に5万人以上が受けました。その後は、各人のレベルに適した12週間のトレーニングプログラムがワットバイクで組まれて、それを実行していくことができます。この体系的なプログラムに沿ってトレーニングを行うことでCRFレベルは向上してより健康になることができます。
今般リリースしたワットバイク新モデルはCRFテストおよびトレーニングプログラムに取り組むには最適のソリューションです。
私たちは2011年4月に日本国内でワットバイクをリリースして以来、様々な競技で国内外のトップアスリート、コーチ、トレーナーらと関りを持つことで、ワットバイクのテスト、トレーニングがアスリートのパフォーマンスに与える影響やワットバイクの有効な活用方法などの知見を深めてきました。
更に今後は積み重ねた知見と経験を多くの方々の健康なライフスタイル、健康寿命の延伸に活かすことができればと考えています。そのための「心肺フィットネス(CRF)」プログラムの普及活動を新モデルリリースに合わせて始めました。テスト方法~プログラムの進め方など実践方法や取り組み事例などにつきましては追って当サイトで公開していきます。
CONTACT