東海大学 高身長・高体重アスリートのフィットネス向上プロジェクト
2017年05月02日 更新
東海大学のスポーツ医科学研究所ではスポーツ選手の競技力向上について様々な研究が行われています。そのなかで「高身長・高体重アスリートを対象としたフィットネス向上プロジェクト」は体格的に恵まれた選手をターゲットに競技横断的に体力向上を試みるプロジェクトです。
高身長、高体重であることが有利に働く競技スポーツは多くあります。そのような競技では今後、こういった選手にターゲットを絞った強化が各競技団体において進められていくことが予想されます。
一方で、高身長者、高体重者の体力面の課題として持久力が低いことが挙げられていますが、ランニング量を増やすと下肢の障害リスクが高くなるという特有の問題も内包されています。こうした身体的特徴を考慮した持久的トレーニングを対象者が行うことでその効果検証を実施する取り組みです。
東海大学には様々な競技種目における日本代表選手を含むトップアスリートが多く在籍しており、当プロジェクト自体が強化の一環になりますが、競技横断的に共通のトレーニングを行うことで競技の垣根を越えた相乗効果、データ蓄積から適切な測定方法、トレーニングガイドラインの作成につながることが考えられます。
当該プロジェクトにはワットバイクを使ったプロトコルも採用されています。
東海大学スポーツ医科学研究所が学内で発表した報告書を是非ご覧ください。
(東海大学スポーツ医科学研究所ご提供ファイル)
File 東海大学 報告書
http://www.sms.u-tokai.ac.jp/