スポーツの試合会場にワットバイクが置かれているシーンがしばしば見受けられるようになってきました。
日常のトレーニングやリハビリにバイクを活用している早稲田大学ラグビー蹴球部 も試合会場に持ち込んでピッチサイドに配置しています。
使用に際して電源を必要としない、前脚に車輪が付いていて移動が容易などの利便性もワットバイクの特徴の一つで、このような使い方を可能にさせます。
早稲田大学ラグビー蹴球部における試合中のワットバイク活用について、村上貴弘ハイパフォーマンス・コーディネーターにお聞きしました。
― 早稲田大学ラグビー部の 試合ではピッチサイドに置かれたワットバイクに選手が乗っている姿をよく目にしますが何をしているのでしょうか?
リザーブメンバーのウォームアップとして15~20分毎に5分程度ウォームアップとして組み込んでいます。
― ワットバイクでそれを行う目的はどこにありますか?
特に対抗戦、選手権の寒い時期にリザーブのメンバーの 体温維持や筋温アップ を目的に、またトルクグラフで進展屈曲バランスもチェックしながら行います。
- 従来行っていた、ルーティンと比べてどのようなメリットがありますか?
最近は競技場の事情でタータンやアスファルトでのウォームアップが多くなる中、 ストレスなく筋温を上げられる のでその後のウォームアップへもスムーズに移行できます。
写真提供、記事協力:早稲田大学ラグビー蹴球部
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