Wattbikeの無償アプリケーション、Wattbike Hubはスマートフォン・タブレット・パソコンでご利用頂けます。
※連動にはモニター及びデバイスが、Bluetoothに対応している必要があります。
Wattbike HubはWattbikeモニターと連動して、有用なデータをフィードバックします。
ワークアウトの分析項目は多岐に亘ります
トレーニングデータをSNSやメールなどで、チームメイトやコーチとシェアすることも簡単です。
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また、Wattbike HubにPolar Viewの付加機能としてPedaling Effectiveness Score (PES) が加わりました。
詳しくはこちらのページから「サイクリングを向上させるペダリング技術の習得」をご覧ください。
自転車ロードレースの合田祐美子選手は、PESについて次のように話しています。
Wattbikeの特徴には、ワットを用いたトレーニングが出来るだけでなく、Polar Viewという機能によって視覚的に自分のペダリングを理解することができるということがあります。また、Wattbikeでのトレーニングをより充実したものにするために、付属のモニターだけでなくWattbike Hubというアプリが提供されています。今回、その機能にPolar Viewだけでなく、PESというペダリングを数値で評価したものが加わったということで、早速試してみました。
これまでPolar Viewでは図形の形状によって「このような形」が良い悪いと評価していました。確かにこれでも、どのような身体の使い方をすればより良いとされるペダリングに近づくか、を試行錯誤したり、理解したり、自分のペダリングを改善したりすることは可能でした。しかし、「このような」というのはどの程度なのかというように、曖昧さが残っていたのも事実だと思います。今回、PESという数値が加わったことは、自分のペダリングを理解することをより容易にすると思います。また、日々のトレーニング記録として残る数値は、自分のペダリングの変化をデータとして分析することを可能にすると思います。Wattbikeでは左右の脚の力の割合が示され、私はペダリングでPolar Viewの形状と同時にその左右バランスを重視しています。その日その日で身体のバランスや使い方は異なり、違和感がある時はモニターで確認することで身体のアンバランスを理解し、修正することができます。その左右バランスと同時にPESというデータが残ることで、より詳細にペダリングの分析が可能になると思います。同じトレーニングを行った場合にペダリングが以前よりも改善されているかを見たり、スプリント時や数分間の持続的なペダリングなど様々なパターンでの自分のペダリングの特徴や違 いが分かったりと、データが蓄積されるほどに長期的なペダリング技術の向上に役立ち、またトレーニングのモチベーションにもなるのではないかと思います。
さらに、フィットネスやリハビリなどの指導現場では、「このような」という抽象的な表現ではなく具体的な数値で示されることは、指導の対象者により正確にペダリング動作を伝えることを可能にすると考えられます。
ただPolar Viewの図形でもそうですが、このPESに関しても数字を良くすることにこだわるのではなく、意識すべきは自分の身体だと思います。そして、PESのベストな数値が100ではないこと、ポジション、身体特性などペダリングには多くの個人の要素が含まれることなどから、自分で自分のベストなペダリングを見つける必要があると思います。PESを自分の身体の使い方を客観的に評価してくれる、視覚的に認識することができる一つの指標として捉えて、トレーニングに活かし、パフォーマンス向上に役立てることが重要ではないかと思います。
合田祐美子 公式ウエブサイト
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