ワットバイク活用事例~大学陸上競技部が行うワットバイクのクロストレーニング術~

2019年08月21日

今回は「ランニングマガジン クリール 9月号」に掲載された、東海大学と環太平洋大学の陸上競技部が取り組む、ワットバイクを使ったクロストレーニングについての記事をご紹介します。ランニングにおいてワットバイクの何が有効なのか、どのように活用できるかなど、ランナーに勧めたいワットバイクの魅力が盛りだくさんの内容となっています。


まずは今年の箱根駅伝で初の総合優勝を成し遂げた東海大学です。記事の中で西出仁明ヘッドコーチはワットバイクの利点として二つのことを挙げています。

一つ目はランニングにつながる身体の使い方を意識できるということです。良いペダリングには股関節を上手に使い、臀部やハムストリングを動員して漕ぐことが必要ですが、良いランニングにも同様のことが言えるようです。ワットバイクのペダリング分析機能(Polar View)を使うことで効率的にランニングの動作を習得、改善できるということです。

二つ目は心肺機能への適切な負荷がかけられるということです。「バイクはランニングよりも心肺機能へ高い負荷をかけられる、より追い込めるにもかかわらず筋肉の疲労感は小さい」ということが評価され、ワットバイクは駅伝選手のトレーニングの良いツールとなっているようです。


写真提供:東海大学陸上競技部


続いて環太平洋大学です。陸上競技部の吉岡利貢コーチはワットバイクがリリースされた当初からクロストレーニングに積極的に取り入れてくださっています。吉岡コーチはワットバイクを主にフォーム改善のために使っています。ハムストリングを使えるようになることはランニングでの筋肉の余裕度を上げることにつながるようで、その動作を身につける、確認するために、ランニングフォームを直接指導するよりもワットバイクのペダリング分析機能を活用する方が効率的に動作改善できるということです。良い動作を身につけて故障を最小限にすることが何より大切で、その一つのツールとしてワットバイクは最適であるようです。



今回掲載されている二つのチームのワットバイク活用方法ですが、「心肺機能へ高い負荷をかけられる」「良いランニング動作を習得できる」「故障のリスクを下げることができる」という点でランナーにも適したトレーニングツールと言えるのではないでしょうか。

掲載誌本文には西出ヘッドコーチおよび吉岡コーチの貴重なトレーニング情報が満載です。ぜひ読んでみて下さい。



ランニングマガジン・クリール 2019年9月号, (株)ベースボール・マガジン社p.68-p77

http://www.wattcycling.jp/pdf/20190820.pdf