合田祐美子コラム 夏場の食事について

2018年07月17日

7月も中旬になり、夏も本番となってきました。私の子供時代では考えられなかった35℃という気温も当たり前のようになってきましたが、身体は追いついていない感覚があります。一般の人に対しては猛暑の時は運動を控えるように言われたりしますが、スポーツマンやアスリートはそれを乗り越えることも必要になります。今回は暑さで低下しがちな食欲への対策についてお話したいと思います。
暑くなると内臓疲労も大きくなり、食欲が低下する人も少なくないと思います。食べているつもりでも量や栄養が足りずに体重が右肩下がりになってしまう人もいるのではないでしょうか。練習をどんなに頑張っても、その練習に見合う食事が出来なければ、身体をすり減らすだけで、ただ酷使しているだけの状態になってしまいます。筋力や筋持久力、スタミナなどを上げ、パフォーマンス向上につなげるためには、練習後の食事を重要視し、しっかり見直す必要があります。私も夏場、食欲が低下して体重が落ちる傾向があったので、自分なりに食事の工夫をしていました。
私の場合は、例えばご飯や肉類などを食べる気にならない時は、のどごしの良い麺類や牛乳と一緒に食べるグラノーラなどが重宝していました。麺類で言えば素麺の場合、麺にめんつゆをかけて、豚しゃぶやとろろ、しそや梅をトッピングしてみたり。グラノーラの場合は、牛乳にココア味のプロテインを混ぜてバナナやオレンジを加えてグラノーラと一緒に食べたり。食欲がなくても喉を通りやすい食事を見つけて栄養を摂取していました。そして、ここでのポイントが、単に食べやすいというだけではなく、炭水化物やたんぱく質、ビタミンなどをバランス良く取るというということです。そうすることで身体の修復もきちんと行われます。
食の細い人や夏場に食欲が低下してしまう人にとって、食べなきゃいけないというだけでは、せっかくの食事も楽しくなく、苦しいものとなってしまいます。トレーニングという面では食事も少しは頑張る必要があります。しかし、食がストレスとなってはトレーニング効果も少なくなってしまいます。練習で消耗した身体へのご褒美、心身ともにホッとできるひと時に食事の時間を当てることも、次の練習へのエネルギーを生むために必要なことだと思います。暑くて食欲がない、水分しか欲しくない。だからといってコーラなどの清涼飲料水でお腹を満たすのではなく、内臓への負担を最小限にした食べやすいもので栄養を摂取してもらえたらと思います。そして、炭水化物だけというよりは多くの栄養素を取れるような自分に合ったメニューを作ってもらえたらと思います。練習後の食事をこのように一工夫するだけでも、きっと夏場のパフォーマンスは変わってくるはずです。夏場は冬とはまた違うことに注意しながら、コンディションを管理して、良いシーズンを送ってもらいたいと思います。

2018年6月30日
JBCF女子チャンピオン
photo by Kensaku Sakai

合田祐美子 公式ウエブサイト

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